志留波独活の音楽の話

気になった音楽について、気の向くままにつづります

かっ歌詞が難しい...!「藍才」Eve

どうも志留波独活(しるばうど)です!
本日は、Eveさんの「藍才」という曲についての話です。
まずどんな曲?と聴きたくなってしまった方は下記よりご視聴ください。2021年12月3日にリリースされました。


Eveってどんなアーティスト?

もともと歌い手さんでネット上でバリバリ制作活動されていました。大人気漫画「呪術廻戦」の、アニメ一期オープニング曲「廻廻奇譚」で知った方も多いのでは。私もその一人です。
廻廻奇譚もそうですが、Eveさんの歌詞は表現が独特で、音楽面のほかに歌詞の考察でも楽しめる楽曲が多いです。
廻廻奇譚を聴いたときは驚きましたね。歌うの難しすぎるでしょ!って。歌詞は詰まってるしメロディー複雑だし音域広いし...カラオケで挑戦する猛者もいるんじゃないでしょうか!?
ついタイアップ曲に目が(耳が?)行きがちですが、そのほかの曲もそれぞれのカラーがあり、アルバムなんかを聴いていると色彩豊かだな〜と感じます。

藍才ってどんな曲?

Eveさんが「今年最後に聴いてほしい曲できた」とTwitterに投稿していたのがこの曲。
シンプルなリズムに爽やかさと切なさのソース仕立てで、オクターブでEveさんの歌声が重なっているので立体感のある曲です。
朝目覚めた時や、朝の通勤・通学の時に聴くと合いそうだと思いました。サビのメロディーには迷いを断ち切ってくれるような、先を切り開いてくれるような気持ち良さがあるので、心身ともに目覚めさせてくれると思います。

そしてEveさんの曲で大事な歌詞について考えていたのですが...まずタイトルの「藍才」から躓いております。笑
既存の単語ではないですね。
藍才が含まれる歌詞の部分を見ると、「才」は漢字そのものの意味である能力だとか知識だとかを指しているのかな〜とは思うのですが、「藍」と組み合わさった時にどういう意味なのかが分からずにいます。
歌詞全体には過去形だったり、振り返っているような部分があるので、「思ってたんと違う未来にいる自分」を自覚しつつも、先に行くよ。明日を迎えるよ。という決意のある内容なのかなと考えました。
難しい言葉をたくさん使っているわけでもないのに、奥深いのです。音楽だけでなく文学の作品でもありますね。恐ろしいのはこの歌詞、曲ともにEveさんが作っていること...何者ですかほんと。笑

私がこの曲を聴いて見えたビジョンは、ひたすら走る人。
大事な何かを探しながら走る人。探しているうちにうっすら霧がかかる中、探す意義すら分からなくなりそうになってしまう。でも立ち止まった時、探していた大事なものは自分の中にあると気付く。その瞬間、暖かな光に包まれた...そんなものが見えました。
音楽を聴いていると映像とかが頭に浮かぶのですが、私の場合は音楽を聴いて自分なりのMVを作っている、そんな感覚です。そのMVが色だけのこともあり、「音楽に色が付くことがある」と表現したりしますが、いわゆる共感覚とは違うな〜と思ってます!

「藍才」は先程もお話しのとおり、私は特に目覚めの朝・通勤通学の朝に聴きたくなりました。気になる方は下記よりご視聴できますので、朝になる前にダウンロード等仕込んでおいてください!笑

アーティスト情報等につきましては下記を参考にしています。

eveofficial.com

下記の画像は本記事アイキャッチ用に志留波独活が作成したものであり、アーティストとは関係ございません。

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