志留波独活の音楽の話

気になった音楽について、気の向くままにつづります

20周年おめでとう!「100のコドク達へ」倖田來未

どうも志留波独活(しるばうど)です!
本日は、倖田來未さんの「100のコドク達へ」という曲についての話です。
まず曲を聴きたくなってしまった方は下記よりご試聴ください。
2021年12月6日リリースです。

倖田來未さん20周年おめでとう!

キューティーハニー」やエロかっこいいで一世を風靡した倖田來未さん。あっという間にデビュー20周年を迎えられました。倖田來未さんはずっとスタイルがいいですしいつ見ても時間の経過を感じさせないです。
約15年前、当時学生だった頃の私にとっては、12週連続シングルリリースは衝撃でした。確か当時読んでいたPopteenに12枚全てのシングルジャケットが掲載されていて、どれも倖田來未さんらしくてかっこよくて、インタビューも何回も読み返しました。

20周年ということでベストアルバムがリリースされますが、「100のコドク達へ」はそれに収録されておらず、配信限定となります。

「100のコドク達へ」ってどんな曲?

たくさんの人が抱える「孤独」をテーマに制作。歌詞を見ると、孤独を抱える人に寄り添い語りかける内容からスタート。そして「愛されなくて孤独」「ひとりでいて孤独」「自分も自分を受け入れられなくて孤独」というような、具体的な「孤独」が列挙されます。

孤独を感じたことのない人なんているのでしょうか。歌詞の中の「孤独」のうち一つは、共感してしまうものがあると思います。

今はほとんどの方がスマホや携帯電話を持ち、特に若い世代だと当たり前のようにLINE、 TwitterInstagramなどの SNSのアカウントを持っています。こんなにすぐに人と繋がれるはずなのに、孤独を感じてしまうことはSNSが普及する前とは変わらないでしょう。

私は大切な家族も親友もいますが、昔から一匹狼というか、一人が好きです。人と遊ぶのも当然好きですが、一人だと楽だし、気を遣わなくていい。でも一人と孤独は別物ですね。楽しくない「一人」、不満のある「一人」は「孤独」に変身してしまいます。
孤独から逃れるには、人との関わりもそうですが、自分との対話を重ねるというか、どうしたら「孤独」から「一人」へ変われるかを考えてみるのもいいですよね。誰かと一緒にいるからといって、孤独を感じなくなるわけではないですから。

私が一人でも平気なのは理由があって、それは自分が好きだからです。最近よく聞きますよね、自己肯定感って。私は自己肯定感を高める英才教育を受けたわけではありませんが、物心ついた時すでに自己肯定感が高水準にありました。笑
そんな人間なので、音楽に対しても誰かとセッションするよりは、音楽に没頭してこのブログのように自分の心へと意識を向けるのが好きです。

この曲を聴いて見えたビジョンは、白い点。ジャケットにある星空がそのままビジョンにも反映されたのでしょう。白い点一つひとつがゆっくり動いていて、しかしぶつかり合ったり重なり合うことはしない...そんなものが見えました。

曲というか、孤独についての話になっちゃいました。笑
世間はクリスマスムードで賑やかですが、そんな時期だからこそ聴いてほしいな。静かにコーヒーでも飲みながら、ゆっくり聴いてみてください。歌詞にあるように、倖田來未さんが「孤独」を抱える一人ひとりへ伝えようとしている、強いメッセージを感じる歌い方です。
改めて下記よりご試聴ください。

アーティスト情報等については下記を参考にしています。

倖田來未 公式HP

下記の画像は本記事アイキャッチ用に志留波独活が作成したものであり、アーティストとは関係ございません。

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