志留波独活の音楽の話

気になった音楽について、気の向くままにつづります

パリっ子たちの間で流行っているらしい「Bruxelles je t'aime」Angèle

どうも志留波独活(しるばうど)です!
本日は、Angèleさんの「Bruxelles je t'aimeという曲についての話です。
まず曲を聴きたくなってしまった方は下記よりご試聴ください。
2021年12月3日リリース「Nonante-Cinq」に収録されています。12月10日リリース予定でしたが、デジタルリリースだけは彼女の誕生日である12月3日に前倒しになったそうです。
下記よりご試聴ください。

Angèleってどんなアーティスト?

彼女はベルギー出身で、父と兄がミュージシャン、母が女優という芸術一家の生まれです。作詞作曲をこなす彼女の曲がYouTubeで人気となり、母国ベルギーはもちろんのことフランスでも支持されているアーティストです。

最近外国の歌聴いてないな〜と思ってパリのダウンロードランキング的なものをApple Musicで見たところ、彼女の曲がトップだったので聴いてみました。
ヨーロッパのポップスってあまりイメージ湧かないのですが、彼女の曲はまあオシャレです。パリで人気なのも納得です(街としてオシャレなイメージあるし)。
いろんなジャンルの曲を、ちょっとアンニュイな感じで歌っているのがいいです。

Bruxelles je t'aimeってどんな曲?

フランス語は一時期勉強していましたが、正直聞き取れるのはジュテームだけです。笑
この曲のサビは「ブリュッセル」と「ジュテーム」が繰り返されるのとキャッチーなメロディなので、フランス語が分からなくても耳馴染みが良いです。

ちなみに歌詞を頑張ってGoogle翻訳してみると次のような内容になりました。
ここにはニューヨークのように自由の女神はいないし、フランスのようにセーヌ川もない。嵐が来るようだけど、嵐が去れば人々はパーティーなんかしちゃう。そんなブリュッセルが本当に好き。そんな街が本当に美しい。ブリュッセルのことをいつも想っている。

要は、ふるさとを想う歌だったのですね。これはもし自分がブリュッセル出身だったらすごく嬉しい曲です。

アンニュイな感じで歌っていると先程言いましたが、この曲も力が入りすぎていなくてとても良いのです。会話の途中とか、何気ない日常でぽろっと「私やっぱりブリュッセルが好きなんだよね〜」とブリュッセル愛が出ちゃった、みたいな感じがしました。

この曲を聴いて見えたビジョンは、くすみピンクとかくすみパープルの色をした街中を歩くティーンエイジャー。街の人々は彼女を気に留めませんが、彼女自身も自分の世界に没頭しているので周囲を気に留めない...そんなビジョンでした。サウンドに影響され、ビジョンもオシャレになっちゃってました。

英語や日本語とは違うので歌詞を100%理解するのは難しいと思いますが、パリで人気のブリュッセル想いソングをぜひ聴いてみてください。

アーティスト情報等は下記を参考にしています。

BIOGRAPHY - アンジェル | Angèle - UNIVERSAL MUSIC JAPAN

Angèle | New album 'Nonante-Cinq'! - What The France
下記の画像は本記事アイキャッチ用に志留波独活が作成したものであり、アーティストとは関係ございません。

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